カフェ仕事の効用(ススメ)

いつもブログは、カフェで書いています。                                                             

カフェではブログを書くだけではありません。歯科医師会関係の文章、学校や保育園などで使用するスライドなどの作成もカフェです。パソコンを使用しての仕事全般を、カフェでするのが好きです。(もちろん家や院内での作業時間の方が多いですが)

スターバックスコーヒー
(123RF)

今回はカフェ仕事の効用(ススメ)を、強引にあげていきます。

カフェ仕事をする人は多いのか?

私のようにカフェ仕事をする人は、多いのでしょうか?

私はいつも、最寄のタリーズコーヒーやスタバックスコーヒーに足を運びます。店内を見渡すと、同じようにパソコンで仕事をしたり、勉強をしている人が目につきます。

実際にどのくらいの人が、カフェで仕事あるいは勉強をしているのでしょうか?

興味本位で検索してみました。

Sirabeeリサーチというサイトがヒット。

「カフェで勉強や仕事をする人は少数派 それなのに多く感じる理由とは」というタイトルの記事に、カフェ仕事などをする人の割合が示されていました。

結果は、全体で11.0%とわずか。(全国20〜60代有職者と学生の男女792名を対象に調査)

友人に聞いても、私のように頻繁にカフェ仕事をしている人はほとんどいないので、妥当な数字ではと。

休みの日にカフェで勉強や仕事をしている人の割合

私のようにほぼ毎週のように、カフェ仕事をする人となると、きっとかなりの少数派なのでしょう。

カフェだと集中力がアップする?

なぜカフェで仕事をするかというと、単純に集中力が増し、作業効率がアップするからです。もちろん人それぞれで、そんなことはないという方もいらっしゃるでしょう。

私は間違いなく、仕事がはかどります。

また「静かな環境」で仕事がはかどる人と、「雑音のある環境」ではかどる人がいます。私は完璧に後者です。

隣に大声で話をしているグループがあれば、集中できないと感じることもありますが、たいていは私にとってカフェは適度な雑音のある環境です。

自分の勉強部屋があるにもかかわらず、リビングで宿題などをする話も聞きます。多数派かどうかはわかりませんが、「雑音のある環境」派が一定数いるのは間違いありません。

ここからはカフェ仕事の効用をあげていきます。

カフェ仕事の効用Ⅰ(場所ニューロンの活性化)

脳には海馬と呼ばれる部分があります。大脳辺縁系の一部で、タツノオトシゴのような形をしています。記憶を(つかさど)る重要な部分です。

この海馬に場所ニューロンという脳細胞があります。場所ニューロンは、視覚や聴覚、嗅覚からの情報ではなく、自分のいる空間を認識できる脳細胞のようです。

自分のいる場所をかえる、つまり移動をすると、海馬の場所ニューロンが活性化され、θ(シータ)波という脳波が出ます。このθ波が脳の集中力を高めます。

以下のYouTube動画もご覧ください。


移動すればよいので、逆 にカフェから自宅でもOKということです。勉強部屋からリビングも。

話をされている、精神科医の樺澤紫苑先生も、1日3回場所を変えて仕事(本の執筆など)をされているとのこと。(午前‐自宅、午後-カフェ、夕方-事務所)

学び効率が最大化するインプット大全

樺澤紫苑先生の著書です。場所ニューロンの記載もあります。(2ページですが)

作業効率アップの裏付けは、場所ニューロンの活性化だと、私自身は納得しています。

ちなみに場所ニューロンを発見したジョン・オキーフ( John O’Keefe )博士は、2014年度のノーベル生理学・医学賞を受賞しています。

カフェ仕事の効用Ⅱ(移動の活用)

カフェに行くには移動が必須です。

私がカフェと表現するお店とは、Wi-Fi環境が整い、2時間程度パソコンを使用しても大丈夫なお店です。

自宅の周囲には、カフェらしきお店はありません。そこでカフェに行くには、少なくとも10分程度の徒歩もしくは地下鉄、車を利用します。

アトレ目黒2 2F タリーズコーヒー
アトレ目黒2 2F タリーズコーヒー

徒歩の場合は

2020-4-5 歩くだけではダメ?

で書いたように、速歩で移動します。10分程度ですが、少し息が切れます。帰りは上り坂になりますので、真冬でも汗ばむくらいです。

地下鉄の場合は

2021-10-20 階段昇降が最高の運動?

の通りです。地下鉄利用は階段昇降の宝庫。

実際は車の利用が一番多いです。ただ工夫次第で、駐車場からカフェまでを、階段利用などで心拍数を上げる短時間の運動にすることは十分可能です。

一日中パソコンとにらめっこでは、座り続けることになります。移動をうまく、運動に転用できることが、二番目のカフェ仕事の効用です

2020-8-13 日常生活が運動になる!
も参考にしてください。

この移動の活用には、おまけの効用があります。

脳科学的には運動すると、集中力がアップする、記憶力が上がる、学習意欲がわくなどの、脳機能が向上すると言われています。

なぜかというと運動すると、BDNF(brain derived neurotrophic factor; 脳由来神経栄養因子)が多くなるからです。BDNFは脳で作られるたんぱく質で、ニューロンの働きを維持する作用があります。

カフェ仕事の前に、ある程度心拍数が上昇する移動(運動)をすることによって、+αの集中力のアップが期待できます。

2018-8-6 認知症にはならない!
を参考にしてください。

席は窓際がオススメ

カフェでの席選びはというと。

カウンター席を好んで選びます。壁際ではなく、向い合せでもなく、窓際のカウンター席です

実はこの席選びが、三つ目の効用になります。

長時間のパソコン作業は、目を酷使することはいうまでもありません。

労働衛生(働く人の健康維持のための取組)の分野では、VDT作業という言葉があります。

VDT(Visual Display Terminals)作業とは、液晶等の画面表示機器と、キーボードやマウス、タッチ画面等の入力機器による情報端末を使用する作業のことです。

パソコンやタブレット端末などの画面を長時間見続けることは、さまざまな目の病気のリスクを高めます。「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」などもあるくらいです。

(令和元年度から、VDT作業は情報機器作業という名称に変更になりました。)

日頃からデスクワークをされている方に比べれば、私の作業時間などは微々たるものです。ただ職業柄、目の健康には気を配らなければなりません。

「20分ごとに、20秒間遠くを見て、目の緊張をほぐす」といったアドバイスも聞きます。

JR高輪ゲートウェイ駅スターバックスコーヒー窓際カウンター席より
JR高輪ゲートウェイ駅 スターバックスコーヒー窓際カウンター席より

窓際であれば、視線をちょっと上に向けるだけで、遠くを見ることができるのです。

席選びを工夫することによって、目へのダメージを少なくできます。

まとめ

いつも2時間程度カフェにいます。それ以上の長時間は効率が落ちるように感じますし、お店にも迷惑がかかるとも思います。続きがある場合は場所を変えて、たいていは家で仕事をします。

場所ニューロンの存在を考えると、やはり移動することが大切。

私の独断と偏見で、カフェ仕事の効用(ススメ)を以下の三点とします。

  • 場所ニューロンを刺激することにより、作業効率がアップ
  • 移動を活用することにより、健康増進にプラス
  • VDT作業のデメリットが少ない

休みの日にカフェまで出向いて、ブログを書く。ブログを書くことは、きっと趣味の範疇(はんちゅう)なのでしょう。これからも続けていきたいと思います。

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