6月10日(土)に保育園歯科医を務めているコンビプラザ品川保育園で歯科講和を行いました。
小学校と同じく、歯と口の健康週間(6月4日~10日)に行い、対象は保護者の方になります。今回は15家族、18名の方が参加されました。
乳歯(子供の歯)は生後6か月くらいで下の前歯がはえてきます。1歳半すぎると奥歯がはえ、2歳半くらいにはすべての乳歯がはえそろいます。保護者の方が最も頭を悩ませることは、いつ頃から歯磨きをはじめるかということと、子供が歯磨きを嫌がるのでどうしたらよいかということです。
年2回の歯科健診に先立ち、保護者の方から歯の健康に関する質問を募るのですが、その大半がこの歯磨きに関することです。
この歯科講和の内容は、これらの歯磨きをはじめるにあたっての問題に答えたり、問題を解決する糸口を示せるように構成しました。
また、「この時期(乳幼児期)の噛むことの大切さとは?」という質問に答えるかたちで、食育の話も若干加えさせていただきました。
講演後には、数名の方からご質問もあり、関心を持って話を聞いていただけたと感じました。