6月1(木)に学校歯科医を務める白金小学校で歯科講和をしました。
毎年、歯と口の健康週間(6月4日~10日)にちなみ4年生全員を対象に6時間目の授業枠を使って行っています。
歯を失う原因であるむし歯と歯周病の予防法を中心に話をします。
「学校歯科医の活動指針」というものがあります。この中で学校保健の意義として次のようなことが書かれています。
乳幼児期の保護者に管理される健康づくりから、成人期以降に向けて自ら考え、判断する自主的な健康づくりができるように移行していくのが学齢期(小中学生)である。この時期の健康教育が、一生の健康づくりの方向や質を決定する。
つまり、この時期の健康教育が一生を左右する可能性が高いということです。
138枚のスライドで自らの健康づくりに興味がわくように話をしました。
養護教諭からの要望で、歯周病が全身の病気にどのように関連しているかの話もしました。ただ、この話題の説明は児童たちにあまりピンと来ていないような感じがしました。この辺りは来年に向けての課題になりそうです。
歯科講和を聞いた児童たちにはワークシートが渡され、翌週の月曜日までに感想や質問を書いてくる宿題が出されました。