認知症の原因物質 歯周病によって蓄積する仕組みを解明(ニュース)

朝日新聞デジタル版(10月5日)に”認知症の原因物質 歯周病によって蓄積する仕組みを解明”とのニュースが掲載されていました。

「歯周病の原因菌やその毒素が血管を通じて体内に侵入することで、アミロイドβが体内でつくられ、脳に蓄積することが解明されてきたが、蓄積の仕組みは詳しく分かっていなかった。しかし認知症原因物質が脳に蓄積して記憶障害が起きる仕組みを九州大などの研究チームが解明した。」との記事です。

歯周病菌やその毒素が認知症患者の脳に侵入しているデータは 2018-7-8 歯が悪いと認知症になる?の続き で紹介しました。

今回の発表で歯周病が認知症発症に関わっているというエビデンスが、さらに積み上げれたと思います。エビデンスはいくつも積み上げられることで、確固たるエビデンスになっていきます。

ただ研究チームの代表者の武洲(たけひろ)先生は九州大学の脳神経科学の准教授と記されていました。口腔常態制御学口腔機能分子科学分野の准教授のはずです。認知症に関する発表なので、記事を書かれた方が脳神経科学だと思ってしまったのでしょうか?

 

 

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