7月17日に骨太方針2020 「経済財政運営と改革の基本方針2020~危機の克服、そして新しい未来へ~」が閣議決定されました。
骨太方針2020での、歯科に関連する記述は
「新たな日常に向けた社会保障の構築」の中で、「細菌性やウイルス性の疾患の予防という観点も含め、口腔の健康と全身の健康の関連性を更に検証し、エビデンスの国民への適切な情報提供、生涯を通じた歯科健診、フレイル対策・重症化予防にもつながる歯科医師、歯科衛生士による歯科口腔保健の充実、歯科医療専門職間、医科歯科、介護、障害福祉関係機関との連携を推進し、歯科保健医療提供体制の構築と強化に取り組む」と明記されています。
前年度までと同様に、歯科に関する内容がしっかりと記述されています。さらに現在流行中の新型コロナウイルス感染症予防に関する文言が入っていることは、とても評価できます。
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2020–7-16 歯周病が新型コロナウイルス感染症を重症化させる