ねる前にフッ素入り歯みがき剤を使って歯みがきを!
フッ素入り歯みがき剤を効果的に使うポイントは次の二つです。
- 歯みがき剤の量とフッ素濃度
- 歯みがき後の洗口(口をゆすぐこと)方法
歯みがき剤の量とフッ素濃度
![年齢別フッ素入り歯みがき剤使用量とフッ素濃度](https://nishitsuji-dent.com/wp/wp-content/uploads/2023/10/a0135ab2e60add20a9073791d0a22526-780x493.jpg)
歯みがき時にフッ素をお口の中の隅々まで行きわたらせるには、十分な量が必要です。6歳未満の場合は、フッ素のとり過ぎが歯に影響が及ぶ可能性がありますので、上の表を参考にしてください。
ただ日本の水道水フッ素濃度は低く、歯みがき後に口をゆすげば、量に関しては多少アバウトでも大丈夫です。
また6歳以上は1500ppmの歯みがき剤を積極的に使ってください。(低年齢でもあえて500ppmの低濃度の歯みがき剤を使う必要はありません。)
歯みがき後の洗口(口をゆすぐこと)方法
歯みがき後の洗口方法が、最も効果を左右する、最大のポイントです。
15㎖程度の少量で、1回だけ口をゆすぎます。少量洗口といいます。15㎖というと、大さじ一杯の量です。かなり少ない。
![](https://nishitsuji-dent.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/93978d92af0b5cb9c5fd6491db443c0c-780x585.jpg)
実際にはもう少し多くてもよいですが、洗口の回数は1回で。2回、3回とゆすぎたい気持ちはわかりますが、可能な限り1回にとどめましょう。
![洗口後のイメージ](https://nishitsuji-dent.com/wp/wp-content/uploads/2023/10/aa09482beea1865d8ab056fe53e315da-780x570.jpg)
口をゆすいだ後に、歯の表面だけではなく、歯肉、頬や唇の内側、舌の表面に低い濃度のフッ素が残ることにより、再石灰化が促進されむし歯予防になります。